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犬が引っ張る原因は何か?引っ張り癖を直すトレーニングも紹介!
  • 犬が引っ張る原因は何か?引っ張り癖を直すトレーニングも紹介!

    2020年09月28日

    ドックトレーナー 蔦の庭

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    愛犬とのお散歩はただの運動というだけでなく、一緒に気分転換やリラックスが出来るのが醍醐味です。

    そんなお散歩中にグイグイとリードを引っ張っている犬を見たことはありませんか?
    こうなると楽しいはずのお散歩がとても大変な作業になってしまいます。

    今回はなぜ犬がリードを引っ張ってしまうのか、
    その理由と散歩の時にやってしまいがちな間違い、そして
    スムーズに散歩をするためのトレーニング方法をご紹介します。

    飼い犬に引っ張られる飼い主


    犬はなぜリードを引っ張るのか?

    犬がリード引っ張るのには、主に以下のような理由が挙げられます。

    興味がある対象物があるから

    犬はとても好奇心旺盛な動物です。
    道の先に気になるものがある、周囲の臭いが気になる、他の犬がいる…などの状況では興奮状態になり、こちらの言葉が届かなくなることが多いです。

    首輪の種類によるもの 

    犬の首輪には多くのバリエーションが存在します。

    • 一般的な首輪
    • 体に付けるタイプのハーネス
    • 金属で出来たチョークカラー
    • 首輪とチョークカラーを合わせたハーフチョーク

    などなど……

    多種多様なバリエーションがあり、使いかた次第ではよりお散歩がしやすくなりますが、上手く首輪を利用出来ていないケースも数多く見られます。

    引っ張り癖のある犬にハーネスタイプの首輪をつけてしまうと、犬が引っ張った時に首に苦しいという感覚が伝わらないため、首輪タイプかハーフチョークの方が望ましいです。

    興奮しやすい体質

    散歩の時間が短かかったり、散歩以外に運動の時間があまりないと、野外にあまり慣れず外に出るだけで興奮状態になってしまうことがあります。

    犬にはこまめな運動が必要です。もしそれが難しい場合は窓を開けるなどして外の匂いに慣れさせておくとよいです。

    お散歩でやってはいけないこと

    犬の行きたい方向に従って歩く

    「あっちに行きたいのかな?こっちに行きたいのかな?」と犬の行きたい方向について行くお散歩をしていると、飼い主の意に反する方向にも行くようになり、結果的に飼い主が引っ張られるような形になります。
    どっちに行くかは飼い主である人間が決めること。ルールをしっかりと決めた上でお散歩を行いましょう。

    リードを短くして持つ

    一番多く見られる間違いです。
    リードを短く待った方がコントロールしやすいのは確かです。また事故に遭わないようにという気持ちから無意識のうちに短く持ってしまう飼い主さんも多いでしょう。

    リードを短くして持つと、常に引っ張られている感覚を犬に与えてしまいます。リードの遊びが少ないために犬がほんの少し前に出ただけで引っ張られた状態になってしまうのです。
    これを繰り返せば繰り返すほど犬の引っ張りを習慣化させ、悪循環に陥ります。

    正しいリードの持ち方

    リードを若干長めに持ち、常にたるみを維持しながら歩きましょう
    これが理想的なリードの持ち方です。

    人と犬のコミュニケーション


    スムーズに散歩をするためのトレーニング方法

    犬の引っ張り癖にはさまざまな原因がありますが、全てのケースで共通する事が1つあります。
    それは"犬が人に意識を向けていない"という事。

    お散歩中人に対して全く意識を向けていなかったり、飼い主の存在自体が頭から抜けているから引っ張りが起こってしまうのです。
    かといってリードを素早くひっぱって注意したり(これをショックと呼びます)を入れたり、一緒に歩くためのトレーニングを行っても、引っ張り癖の解消は期待できないでしょう。

    まずは人に意識を向けるトレーニング(アイコンタクト)から始めましょう。
    アイコンタクトはすべてのしつけの基礎となる大切なものです。

    まずはおもちゃなど、犬の興味を引くもの(モチベーター)を使ってこちらに目線を向けて集中してもらうことから始めます。

    アイコンタクトの方法


    4段階に分けてアイコンタクトを覚えていきます。

    1段階目

    手に持ったモチベーターをしっかりと犬に見せて確認させ、それを飼い主自身の目の前に持っていきます。
    その時、犬にはモチベーターに目線を向けてもらいます。犬がこちらを向いた時に名前を呼んであげましょう。

    犬の名前を呼んでこちらを向いてもらうではなく、犬がこちらを向いたときに名前を呼ぶのがポイントです。

    2段階目

    犬の目線をこちらに向ける前にモチベーターを手の中に握りこみ、隠してある手を追わせるようにします。

    3段階目

    モチベーターが無くても、飼い主の手の動きだけを追うようにしていきます。

    4段階目

    名前を呼ぶだけでこちらを向くようにしていきます。 


    まとめ

    引っ張り癖に悩んでいる飼い主さんの中には、気づかないうちにNG行為をしていた方もいるのではないでしょうか?
    どうして犬は引っ張るのか?なぜ引っ張ってしまうのか?その理由は様々です。
    愛犬と向き合い、解決法を見つけ出して下さい。

    お散歩はお互いに楽しくあるべきもの。リラックスした状態で穏やかにお散歩をすることで、愛犬とより良い関係が築けることでしょう。

愛犬とのお散歩はただの運動というだけでなく、一緒に気分転換やリラックスが出来るのが醍醐味です。

そんなお散歩中にグイグイとリードを引っ張っている犬を見たことはありませんか?
こうなると楽しいはずのお散歩がとても大変な作業になってしまいます。

今回はなぜ犬がリードを引っ張ってしまうのか、
その理由と散歩の時にやってしまいがちな間違い、そして
スムーズに散歩をするためのトレーニング方法をご紹介します。

飼い犬に引っ張られる飼い主


犬はなぜリードを引っ張るのか?

犬がリード引っ張るのには、主に以下のような理由が挙げられます。

興味がある対象物があるから

犬はとても好奇心旺盛な動物です。
道の先に気になるものがある、周囲の臭いが気になる、他の犬がいる…などの状況では興奮状態になり、こちらの言葉が届かなくなることが多いです。

首輪の種類によるもの 

犬の首輪には多くのバリエーションが存在します。

  • 一般的な首輪
  • 体に付けるタイプのハーネス
  • 金属で出来たチョークカラー
  • 首輪とチョークカラーを合わせたハーフチョーク

などなど……

多種多様なバリエーションがあり、使いかた次第ではよりお散歩がしやすくなりますが、上手く首輪を利用出来ていないケースも数多く見られます。

引っ張り癖のある犬にハーネスタイプの首輪をつけてしまうと、犬が引っ張った時に首に苦しいという感覚が伝わらないため、首輪タイプかハーフチョークの方が望ましいです。

興奮しやすい体質

散歩の時間が短かかったり、散歩以外に運動の時間があまりないと、野外にあまり慣れず外に出るだけで興奮状態になってしまうことがあります。

犬にはこまめな運動が必要です。もしそれが難しい場合は窓を開けるなどして外の匂いに慣れさせておくとよいです。

お散歩でやってはいけないこと

犬の行きたい方向に従って歩く

「あっちに行きたいのかな?こっちに行きたいのかな?」と犬の行きたい方向について行くお散歩をしていると、飼い主の意に反する方向にも行くようになり、結果的に飼い主が引っ張られるような形になります。
どっちに行くかは飼い主である人間が決めること。ルールをしっかりと決めた上でお散歩を行いましょう。

リードを短くして持つ

一番多く見られる間違いです。
リードを短く待った方がコントロールしやすいのは確かです。また事故に遭わないようにという気持ちから無意識のうちに短く持ってしまう飼い主さんも多いでしょう。

リードを短くして持つと、常に引っ張られている感覚を犬に与えてしまいます。リードの遊びが少ないために犬がほんの少し前に出ただけで引っ張られた状態になってしまうのです。
これを繰り返せば繰り返すほど犬の引っ張りを習慣化させ、悪循環に陥ります。

正しいリードの持ち方

リードを若干長めに持ち、常にたるみを維持しながら歩きましょう
これが理想的なリードの持ち方です。

人と犬のコミュニケーション


スムーズに散歩をするためのトレーニング方法

犬の引っ張り癖にはさまざまな原因がありますが、全てのケースで共通する事が1つあります。
それは"犬が人に意識を向けていない"という事。

お散歩中人に対して全く意識を向けていなかったり、飼い主の存在自体が頭から抜けているから引っ張りが起こってしまうのです。
かといってリードを素早くひっぱって注意したり(これをショックと呼びます)を入れたり、一緒に歩くためのトレーニングを行っても、引っ張り癖の解消は期待できないでしょう。

まずは人に意識を向けるトレーニング(アイコンタクト)から始めましょう。
アイコンタクトはすべてのしつけの基礎となる大切なものです。

まずはおもちゃなど、犬の興味を引くもの(モチベーター)を使ってこちらに目線を向けて集中してもらうことから始めます。

アイコンタクトの方法


4段階に分けてアイコンタクトを覚えていきます。

1段階目

手に持ったモチベーターをしっかりと犬に見せて確認させ、それを飼い主自身の目の前に持っていきます。
その時、犬にはモチベーターに目線を向けてもらいます。犬がこちらを向いた時に名前を呼んであげましょう。

犬の名前を呼んでこちらを向いてもらうではなく、犬がこちらを向いたときに名前を呼ぶのがポイントです。

2段階目

犬の目線をこちらに向ける前にモチベーターを手の中に握りこみ、隠してある手を追わせるようにします。

3段階目

モチベーターが無くても、飼い主の手の動きだけを追うようにしていきます。

4段階目

名前を呼ぶだけでこちらを向くようにしていきます。 


まとめ

引っ張り癖に悩んでいる飼い主さんの中には、気づかないうちにNG行為をしていた方もいるのではないでしょうか?
どうして犬は引っ張るのか?なぜ引っ張ってしまうのか?その理由は様々です。
愛犬と向き合い、解決法を見つけ出して下さい。

お散歩はお互いに楽しくあるべきもの。リラックスした状態で穏やかにお散歩をすることで、愛犬とより良い関係が築けることでしょう。

著作者プロフィール

ドックトレーナー 蔦の庭

自身で3頭を所有する犬好き。 専門学校卒業後、家庭犬訓練所、都内ペットホテル、セラピー犬の育成に携わり自宅でも職場でも犬漬けの毎日を送る。 犬を理解することの大切さを伝えるためにいすみ市に独立。 現在も犬との生活を楽しみつつ、ディスクドッグの育成に力をいれている。

2020年09月28日

ドックトレーナー 蔦の庭

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