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犬の肉球の怪我について
導入見た目にも癒される愛犬の肉球は犬にとっても大事な器官です。
そして、常に地面に接するので傷などのトラブルが起こりやすい場所でもあります。
愛犬が足を気にしているとき、もしかしたら肉球が傷ついているのかもしれません。
ここでは肉球の怪我についてご紹介します。
肉球の役割
肉球は毛がなく、皮膚の中で最も強い部分です 。
歩いたり走ったりする際に足に伝わる衝撃や、摩擦を吸収する役割があります。
また、犬の皮膚の中でも唯一汗腺があり、肉球から汗をかくことで体温調節も行っています。
飼い方による肉球の変化
肉球は地面に直接触れるため硬く、色も黒っぽくなっていることが多いです。
特に、外飼いや、アスファルトなど硬い地面での運動量が多い犬では、分厚くなってガサガサとささくれだったようになることもあります。
しかし、炎症などがなければ病的な状態ではありません。
もし気になる場合は、ワセリンなどで保湿のお手入れをすると良いでしょう。
逆に、ほとんど室内で過ごし、絨毯の上など衝撃や摩擦の少ない環境で過ごしている犬は、肉球がつるつるでピンク色をしていることもあります。
肉球は体重がかかるため、小さな怪我でも痛みが強く出やすく傷が治りにくい場所でもあります。
多くの飼い主は愛犬が足を挙げていたり、ひきずったりしていることではじめて傷に気がつきます。
肉球の怪我の種類
切り傷(裂傷)
浅い傷では数日包帯で保護し、安静を心がけることで治ります。深い傷では縫合が必要です。
擦り傷(擦過傷)
表面のみなら自然と治ることが多いですが、感染をさけるために汚れるような場所での散歩(土の上など)は数日控えましょう。
痛みが強い場合は包帯の保護が必要です。
深くえぐれている場合は、えぐれた組織を切除して縫合するなどの処置が必要になります。
異物が刺さる・挟まる
木の枝やプラスチック片・ガラスなどだけでなく、ノギなどの植物の実や種が刺さることもあります。
病院できれいに抜ければ治癒は早いですが、傷の奥に破片が残ってしまうと、炎症が強くでて治療が長引くことがあります。
傷は小さいことが多いため包帯の保護は必要ないことが多いですが、擦り傷同様、汚れる場所での散歩は控えましょう。
やけど
夏場に熱いアスファルトを踏んでやけどすることが多いです。
犬は皮膚の構造上、やけどしても赤くなったりしにくく、軽傷の場合は見た目では飼い主が気づかないこともあります。
しかし痛みはあるので、愛犬が散歩後に足先を異常に舐めたり、足を痛がる場合はやけどの疑いがあるため、できれば冷やしながらかかりつけの動物病院を受診しましょう。
また、冬場は融雪剤に注意が必要です。
散歩先で融雪剤を踏んだことに気がつかず、薬剤がそのまま放置されると、肉球の皮膚が炎症をおこし、やけどのようなただれた状態になることがあります。
融雪剤がまかれるような日は、散歩から帰ったら足を洗うようにしましょう。
治療した後
怪我をした場合、病院での治療後は怪我の度合いに応じて数日~数週間の安静が必要です。
また治療後は、肉球への負荷を減らすために、絨毯の床などでの運動から徐々に通常の生活に戻します。
まとめ
肉球は、地面に直に接している部分なため、様々なトラブルに会いやすい器官です。
そのうえデリケートな器官でもあり、足裏の違和感や痛みは、私たち人間以上に生活に大きな支障をきたすこともあります。
痛がる、肉球を舐めるなどの症状がある場合は、早めにかかりつけの動物病院を受診しましょう。
導入見た目にも癒される愛犬の肉球は犬にとっても大事な器官です。
そして、常に地面に接するので傷などのトラブルが起こりやすい場所でもあります。
愛犬が足を気にしているとき、もしかしたら肉球が傷ついているのかもしれません。
ここでは肉球の怪我についてご紹介します。
肉球の役割
肉球は毛がなく、皮膚の中で最も強い部分です 。
歩いたり走ったりする際に足に伝わる衝撃や、摩擦を吸収する役割があります。
また、犬の皮膚の中でも唯一汗腺があり、肉球から汗をかくことで体温調節も行っています。
飼い方による肉球の変化
肉球は地面に直接触れるため硬く、色も黒っぽくなっていることが多いです。
特に、外飼いや、アスファルトなど硬い地面での運動量が多い犬では、分厚くなってガサガサとささくれだったようになることもあります。
しかし、炎症などがなければ病的な状態ではありません。
もし気になる場合は、ワセリンなどで保湿のお手入れをすると良いでしょう。
逆に、ほとんど室内で過ごし、絨毯の上など衝撃や摩擦の少ない環境で過ごしている犬は、肉球がつるつるでピンク色をしていることもあります。
肉球は体重がかかるため、小さな怪我でも痛みが強く出やすく傷が治りにくい場所でもあります。
多くの飼い主は愛犬が足を挙げていたり、ひきずったりしていることではじめて傷に気がつきます。
肉球の怪我の種類
切り傷(裂傷)
浅い傷では数日包帯で保護し、安静を心がけることで治ります。深い傷では縫合が必要です。
擦り傷(擦過傷)
表面のみなら自然と治ることが多いですが、感染をさけるために汚れるような場所での散歩(土の上など)は数日控えましょう。
痛みが強い場合は包帯の保護が必要です。
深くえぐれている場合は、えぐれた組織を切除して縫合するなどの処置が必要になります。
異物が刺さる・挟まる
木の枝やプラスチック片・ガラスなどだけでなく、ノギなどの植物の実や種が刺さることもあります。
病院できれいに抜ければ治癒は早いですが、傷の奥に破片が残ってしまうと、炎症が強くでて治療が長引くことがあります。
傷は小さいことが多いため包帯の保護は必要ないことが多いですが、擦り傷同様、汚れる場所での散歩は控えましょう。
やけど
夏場に熱いアスファルトを踏んでやけどすることが多いです。
犬は皮膚の構造上、やけどしても赤くなったりしにくく、軽傷の場合は見た目では飼い主が気づかないこともあります。
しかし痛みはあるので、愛犬が散歩後に足先を異常に舐めたり、足を痛がる場合はやけどの疑いがあるため、できれば冷やしながらかかりつけの動物病院を受診しましょう。
また、冬場は融雪剤に注意が必要です。
散歩先で融雪剤を踏んだことに気がつかず、薬剤がそのまま放置されると、肉球の皮膚が炎症をおこし、やけどのようなただれた状態になることがあります。
融雪剤がまかれるような日は、散歩から帰ったら足を洗うようにしましょう。
治療した後
怪我をした場合、病院での治療後は怪我の度合いに応じて数日~数週間の安静が必要です。
また治療後は、肉球への負荷を減らすために、絨毯の床などでの運動から徐々に通常の生活に戻します。
まとめ
肉球は、地面に直に接している部分なため、様々なトラブルに会いやすい器官です。
そのうえデリケートな器官でもあり、足裏の違和感や痛みは、私たち人間以上に生活に大きな支障をきたすこともあります。
痛がる、肉球を舐めるなどの症状がある場合は、早めにかかりつけの動物病院を受診しましょう。