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犬の鼻水について。どのような症状の時に気を付ければいいの?
愛犬を見ていて、今日はなんだか鼻水の量が多いかな?と思うときはありませんか?特に空気の冷たくなる冬場は、鼻水が多いと感じやすいのではないでしょうか。
鼻水は生理的にも出ますが、病気の一症状でも出ますので、見逃さないようにしましょう。
鼻水はなんで出るの?
鼻水は鼻の内部(鼻腔内)の分泌腺や血管から分泌されています。
鼻の中を清潔に保ち、外部からの刺激から体の内部を守る役割を持っています。
なので、健康な状態でも作られていて、意識していない内に、のどに流れて飲み込んでいます。
どんな鼻水なら大丈夫?
水のような鼻水(漿液性鼻汁)が、一時的に出るのは生理的な反応であるため問題ないことが多いです。
生理的に鼻水が多くなるシチュエーションとしては、刺激の強い臭いを嗅いだり、強い光にあたった時が挙げられ、体の防御反応として鼻水が出ます。
また気温差でも鼻水が出ます。
特に、温かい部屋から急に寒い外に出た時は鼻水が出やすいです。
鼻は体内に冷たい空気が入らないように、空気を暖める役割があります。
このため、寒い場所では鼻腔内の分泌腺や血流が活発化するため、鼻水が多く作られて、溢れた分が外に垂れてきてしまうのです。
また激しく運動した時や、呼吸回数が増えた時も、同様の理由で鼻水がでます。
これらは一時的な反応で、体が落ち着いてくれば、鼻水も止まってきます。
どんな鼻水は要注意?
色の着いた鼻水が出ているときは、注意が必要です。
黄色や緑の、膿のようなものが混じる鼻水(膿性鼻汁)は、細菌の感染が疑われます。
鼻やその先の気管・肺における感染はもちろん、意外なところで多いのが、歯からの感染が原因であるケースです。
特にダックスフンドなど鼻の長い犬種では、歯根膿瘍による膿が鼻腔にまで達して、鼻水として排出されていることがあります。
鼻水に血が混じっていて、出ている期間が長い場合は、単純に鼻粘膜が弱ったことによる出血である可能性もありますが、腫瘍や異物または全身の病気の一症状であることも。
また、水のような鼻水(漿液性鼻汁)でも、常に出ている、あるいは出ている期間が長い場合は、注意が必要です。
アレルギーやウイルス性の感染の一症状であったり、膿性に移行する前兆なこともあります。
愛犬に鼻水が出ていたら
まずは、鼻水の出ている期間(一時的なのか続いているのか)と、鼻水の色を確認しましょう。
続いているまたは鼻水に色が着くようなら、投薬や検査が必要です。
なるべく早くかかりつけの動物病院を受診しましょう。
子犬の場合は、鼻水はケンネルコフというウイルス性の風邪の一症状であることが多いです。
ケンネルコフはワクチンで予防ができる病気ですので、おうちに子犬を迎えいれたら、必ずワクチンを打つようにしましょう。
高齢の犬では、鼻水は歯根膿瘍や腫瘍が原因である場合が多いです。
また、特定の季節や条件で鼻水やくしゃみが出る場合は、アレルギーの可能性が高くなります。
生理的な鼻水でも、垂れっぱなしでは、鼻の周りの毛が固まったりごみがくっついたりして、愛犬にとって不快な状態になりかねません。
また鼻水が溜まって鼻づまりのような状態になると、においが分からなくなることにより、食欲低下を招く恐れがあります。
鼻水が多く出ていたら、やさしく拭き取ってあげましょう。
もし固まって鼻くそのようになってしまっていたら、40度程度のお湯で濡らしたタオルで、ゆっくり固まりをゆるめながら拭いてあげてください。
犬にとって鼻は急所です。強くこすったりせず、嫌がる場合は無理せずやめましょう。
また、鼻づまりがある場合は、部屋の加湿により改善することもありますので、試してみて下さい。
まとめ
鼻水が出ていると、見ている飼い主も心配になるでしょうし、愛犬自身も不快な状態になります。
生理的に鼻水の分泌が多くなって垂れている場合もありますので、まずは鼻水が出る期間が続いているのか確認してください。
また鼻水に色が着いているときは、感染を起こしていることが多いので、かかりつけの動物病院を受診してください。
愛犬を見ていて、今日はなんだか鼻水の量が多いかな?と思うときはありませんか?特に空気の冷たくなる冬場は、鼻水が多いと感じやすいのではないでしょうか。
鼻水は生理的にも出ますが、病気の一症状でも出ますので、見逃さないようにしましょう。
鼻水はなんで出るの?
鼻水は鼻の内部(鼻腔内)の分泌腺や血管から分泌されています。
鼻の中を清潔に保ち、外部からの刺激から体の内部を守る役割を持っています。
なので、健康な状態でも作られていて、意識していない内に、のどに流れて飲み込んでいます。
どんな鼻水なら大丈夫?
水のような鼻水(漿液性鼻汁)が、一時的に出るのは生理的な反応であるため問題ないことが多いです。
生理的に鼻水が多くなるシチュエーションとしては、刺激の強い臭いを嗅いだり、強い光にあたった時が挙げられ、体の防御反応として鼻水が出ます。
また気温差でも鼻水が出ます。
特に、温かい部屋から急に寒い外に出た時は鼻水が出やすいです。
鼻は体内に冷たい空気が入らないように、空気を暖める役割があります。
このため、寒い場所では鼻腔内の分泌腺や血流が活発化するため、鼻水が多く作られて、溢れた分が外に垂れてきてしまうのです。
また激しく運動した時や、呼吸回数が増えた時も、同様の理由で鼻水がでます。
これらは一時的な反応で、体が落ち着いてくれば、鼻水も止まってきます。
どんな鼻水は要注意?
色の着いた鼻水が出ているときは、注意が必要です。
黄色や緑の、膿のようなものが混じる鼻水(膿性鼻汁)は、細菌の感染が疑われます。
鼻やその先の気管・肺における感染はもちろん、意外なところで多いのが、歯からの感染が原因であるケースです。
特にダックスフンドなど鼻の長い犬種では、歯根膿瘍による膿が鼻腔にまで達して、鼻水として排出されていることがあります。
鼻水に血が混じっていて、出ている期間が長い場合は、単純に鼻粘膜が弱ったことによる出血である可能性もありますが、腫瘍や異物または全身の病気の一症状であることも。
また、水のような鼻水(漿液性鼻汁)でも、常に出ている、あるいは出ている期間が長い場合は、注意が必要です。
アレルギーやウイルス性の感染の一症状であったり、膿性に移行する前兆なこともあります。
愛犬に鼻水が出ていたら
まずは、鼻水の出ている期間(一時的なのか続いているのか)と、鼻水の色を確認しましょう。
続いているまたは鼻水に色が着くようなら、投薬や検査が必要です。
なるべく早くかかりつけの動物病院を受診しましょう。
子犬の場合は、鼻水はケンネルコフというウイルス性の風邪の一症状であることが多いです。
ケンネルコフはワクチンで予防ができる病気ですので、おうちに子犬を迎えいれたら、必ずワクチンを打つようにしましょう。
高齢の犬では、鼻水は歯根膿瘍や腫瘍が原因である場合が多いです。
また、特定の季節や条件で鼻水やくしゃみが出る場合は、アレルギーの可能性が高くなります。
生理的な鼻水でも、垂れっぱなしでは、鼻の周りの毛が固まったりごみがくっついたりして、愛犬にとって不快な状態になりかねません。
また鼻水が溜まって鼻づまりのような状態になると、においが分からなくなることにより、食欲低下を招く恐れがあります。
鼻水が多く出ていたら、やさしく拭き取ってあげましょう。
もし固まって鼻くそのようになってしまっていたら、40度程度のお湯で濡らしたタオルで、ゆっくり固まりをゆるめながら拭いてあげてください。
犬にとって鼻は急所です。強くこすったりせず、嫌がる場合は無理せずやめましょう。
また、鼻づまりがある場合は、部屋の加湿により改善することもありますので、試してみて下さい。
まとめ
鼻水が出ていると、見ている飼い主も心配になるでしょうし、愛犬自身も不快な状態になります。
生理的に鼻水の分泌が多くなって垂れている場合もありますので、まずは鼻水が出る期間が続いているのか確認してください。
また鼻水に色が着いているときは、感染を起こしていることが多いので、かかりつけの動物病院を受診してください。