-
セラピードッグに向いている犬種はあるの?アニマルセラピストがおすすめの犬種を紹介!
セラピードッグに必要な資質は、人や犬に対して友好的、音や物などに動じない、セラピー活動にストレスを感じないことなどがあげられますが、全ての犬種がこのような資質を持ち合わせているわけではありません。
この記事ではセラピードッグに向いている犬種についてご紹介します。
セラピードッグに向いている犬種
和犬と洋犬では、洋犬の方が適している場合が多いです。
洋犬は人と一緒に特定の仕事をさせるために改良されてきたのに対し、和犬は原種に近く、頑固で飼い主にのみ忠実といった特徴があるからです。
ただ最近では柴犬など温厚で人懐こい性格も増えてきており、実際にセラピードッグとして活躍している犬もいます。
また犬の見た目では一般的に、垂れ耳、白毛が温厚な印象を与えるため好まれます。
一方、立ち耳で黒毛の犬種は一見怖い印象を与えるようですが、穏やかな面を見せてあげることでセラピー活動は十分可能です。
洋犬の中でも特にセラピードッグに向いている犬種を何匹か紹介します。
プードル
賢く好奇心旺盛で、新しいことを教えるとどんどん吸収します。
毛が抜けにくいためアレルギーやぜんそくの方にも対応しやすいとされています。
トイからスタンダードまでサイズが多様なのでセラピー先のニーズによって選ぶこともできます。
動きが活発で、お散歩やおもちゃで遊ぶことが大好きですが、エネルギーが有り余るといたずらや無駄吠えをするようになるので注意が必要です。
ダックスフント
明るく元気で人が好きなタイプが多いですが、おっとりタイプ、やんちゃタイプ、警戒心が強いタイプと性格がわかりやすく分かれます。
おっとりタイプはセラピードッグに向いています。
一方で、やんちゃタイプはプードル同様にエネルギーが発散できないといたずらや無駄吠えをすることがあります。
また、警戒心が強いタイプは他人、他犬や自宅のチャイムの音などに敏感に反応し、警戒吠えをしたり相手を威嚇することもあります。
マルチーズ
天真爛漫で自由な性格です。白くてふわふわな毛並みと丸い目が愛らしく、自我がしっかりしており頑固な面もある犬種です。
ウェルシュコーギー
ポジティブで明るい性格です。人が好きで撫でてもらったり遊んでもらうことが好きですが、嬉しすぎて吠えて感情を表現することもあります。
キャバリア・キングチャールズ・スパニエル
素直で優しい性格です。他人や他犬に対しても友好的なタイプです。
コッカースパニエル
イングリッシュ・コッカー・スパニエル、アメリカン・コッカー・スパニエルはポジティブで優しく他人、他犬に友好的です。
ゴールデンレトリバー・ラブラドールレトリバー
大型犬の中でも友好的で仕事を好むタイプのため、セラピー以外の活動にも向いています。
人の指示に忠実で、覚えも早く、トレーニングのしやすい犬種ですが、愛情表現で飛びついたり腕や洋服をくわえたりすることがあるため、しっかりハンドリングする必要があります。
※向いているとされる犬種でも生まれ持った気質や育った環境などによっては、セラピードッグに適さないこともあります。
アメリカのセラピードッグ
日本と同じように犬種の指定はありません。
アニマルセラピーの団体によっては、ハンドラーと一定期間トレーニングに通うことを必須としているケースもあります。
セラピードッグとしてよく見られるのは前述の犬種に加え、ジャーマンシェパードドッグ、ボクサー、バーニーズマウンテンドッグ、ポメラニアンなどがあげられます。
アメリカも日本と同じく、補助犬のように公共機関を使用することはありませんが、セラピードッグの認知度や理解が高いため、病院や学校、図書館のような施設でのセラピー活動が受け入れられているのが特徴です。
トレーニングの重要性
世の中では盲導犬や介助犬、警察犬などさまざまな使役犬が活躍していますが、それぞれ犬種の持つ本来の特性を活かし、資質や性格を考慮の上で、トレーニングして活動しています。
セラピードッグも同様で、穏やかな性格の犬種の方が素質はありますが、犬の種類についての定めはないため、トレーニング次第で小型犬から大型犬までいろいろな犬種が活躍しています。
セラピードッグの資質やトレーニングについては、以前にご紹介しておりますのでご参照ください→「愛犬と共に動物介在セラピストになりたい!セラピードッグに求められるスキルとは」
さいごに
紹介した犬種以外でもセラピードッグとして活躍できる犬はたくさんおり、近年ではセラピードッグ向きのかけ合わせとしてプードルとレトリバーのミックス犬も出てきています。
もしみなさんが犬を選ぶ際は「自分の好きな犬」でも十分です。たくさんの愛情を注いでもらって育った犬は、きっと素晴らしいセラピードッグになれることでしょう。
セラピードッグに必要な資質は、人や犬に対して友好的、音や物などに動じない、セラピー活動にストレスを感じないことなどがあげられますが、全ての犬種がこのような資質を持ち合わせているわけではありません。
この記事ではセラピードッグに向いている犬種についてご紹介します。
セラピードッグに向いている犬種
和犬と洋犬では、洋犬の方が適している場合が多いです。
洋犬は人と一緒に特定の仕事をさせるために改良されてきたのに対し、和犬は原種に近く、頑固で飼い主にのみ忠実といった特徴があるからです。
ただ最近では柴犬など温厚で人懐こい性格も増えてきており、実際にセラピードッグとして活躍している犬もいます。
また犬の見た目では一般的に、垂れ耳、白毛が温厚な印象を与えるため好まれます。
一方、立ち耳で黒毛の犬種は一見怖い印象を与えるようですが、穏やかな面を見せてあげることでセラピー活動は十分可能です。
洋犬の中でも特にセラピードッグに向いている犬種を何匹か紹介します。
プードル
賢く好奇心旺盛で、新しいことを教えるとどんどん吸収します。
毛が抜けにくいためアレルギーやぜんそくの方にも対応しやすいとされています。
トイからスタンダードまでサイズが多様なのでセラピー先のニーズによって選ぶこともできます。
動きが活発で、お散歩やおもちゃで遊ぶことが大好きですが、エネルギーが有り余るといたずらや無駄吠えをするようになるので注意が必要です。
ダックスフント
明るく元気で人が好きなタイプが多いですが、おっとりタイプ、やんちゃタイプ、警戒心が強いタイプと性格がわかりやすく分かれます。
おっとりタイプはセラピードッグに向いています。
一方で、やんちゃタイプはプードル同様にエネルギーが発散できないといたずらや無駄吠えをすることがあります。
また、警戒心が強いタイプは他人、他犬や自宅のチャイムの音などに敏感に反応し、警戒吠えをしたり相手を威嚇することもあります。
マルチーズ
天真爛漫で自由な性格です。白くてふわふわな毛並みと丸い目が愛らしく、自我がしっかりしており頑固な面もある犬種です。
ウェルシュコーギー
ポジティブで明るい性格です。人が好きで撫でてもらったり遊んでもらうことが好きですが、嬉しすぎて吠えて感情を表現することもあります。
キャバリア・キングチャールズ・スパニエル
素直で優しい性格です。他人や他犬に対しても友好的なタイプです。
コッカースパニエル
イングリッシュ・コッカー・スパニエル、アメリカン・コッカー・スパニエルはポジティブで優しく他人、他犬に友好的です。
ゴールデンレトリバー・ラブラドールレトリバー
大型犬の中でも友好的で仕事を好むタイプのため、セラピー以外の活動にも向いています。
人の指示に忠実で、覚えも早く、トレーニングのしやすい犬種ですが、愛情表現で飛びついたり腕や洋服をくわえたりすることがあるため、しっかりハンドリングする必要があります。
※向いているとされる犬種でも生まれ持った気質や育った環境などによっては、セラピードッグに適さないこともあります。
アメリカのセラピードッグ
日本と同じように犬種の指定はありません。
アニマルセラピーの団体によっては、ハンドラーと一定期間トレーニングに通うことを必須としているケースもあります。
セラピードッグとしてよく見られるのは前述の犬種に加え、ジャーマンシェパードドッグ、ボクサー、バーニーズマウンテンドッグ、ポメラニアンなどがあげられます。
アメリカも日本と同じく、補助犬のように公共機関を使用することはありませんが、セラピードッグの認知度や理解が高いため、病院や学校、図書館のような施設でのセラピー活動が受け入れられているのが特徴です。
トレーニングの重要性
世の中では盲導犬や介助犬、警察犬などさまざまな使役犬が活躍していますが、それぞれ犬種の持つ本来の特性を活かし、資質や性格を考慮の上で、トレーニングして活動しています。
セラピードッグも同様で、穏やかな性格の犬種の方が素質はありますが、犬の種類についての定めはないため、トレーニング次第で小型犬から大型犬までいろいろな犬種が活躍しています。
セラピードッグの資質やトレーニングについては、以前にご紹介しておりますのでご参照ください→「愛犬と共に動物介在セラピストになりたい!セラピードッグに求められるスキルとは」
さいごに
紹介した犬種以外でもセラピードッグとして活躍できる犬はたくさんおり、近年ではセラピードッグ向きのかけ合わせとしてプードルとレトリバーのミックス犬も出てきています。
もしみなさんが犬を選ぶ際は「自分の好きな犬」でも十分です。たくさんの愛情を注いでもらって育った犬は、きっと素晴らしいセラピードッグになれることでしょう。