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犬種の選び方をドッグトレーナーのディープな目線で解説!
- グループの特徴
- フィールドタイプとショータイプ
- 血統
人間と喜怒哀楽を共にし、暮らしをより良いものにしてくれる犬たち。
彼らの可能性は無限大と言っても言いすぎではなく、いつも驚かされることばかりです。
今回はちょっぴりディープな目線からみた犬種の特徴やタイプをプロのトレーナーがお伝えします。
グループの特徴を知る
犬はさまざまな用途にあわせて品種改良され、犬種によってグループわけされてきました。
そして犬種の目的、形態、用途によって10個のグループに分類されています。
それぞれどんな性格や特徴をもっているのか、身体が大きいグループ順に種ごとの特徴をご説明します。
鳥猟犬種(8G)
代表犬:ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー
鳥を狩る猟のために品種改良されてできた犬種。
ハンターの指示に従うよう作られているので人間には大変従順。
他の大型犬に比べても落ち着きがあり穏やかで、スキンシップを強く求める傾向があります。
また人だけでなく他の犬にも友好的。
ただし運動量はとても多く、十分に体を動かすことが必要不可欠です。
大型犬では人気な犬種のため、悪質なブリーダーが乱繁殖をさせていることも。
よく調べてからお迎えしましょう。
牧羊犬(1G)
代表犬:ボーダーコリー、<>ジャーマンシェパード
スタミナがあり運動神経にも優れ、運動量の多さはトップクラス。
高い知能と強い作業意欲を持つため、十分な運動はもちろんのこと、その知能を活かした仕事を与える必要があります。
また警戒心も強いことから飼い主への執着や物欲が強くなりすぎたり、吠えの問題が起こりやすい傾向があります。
しっかりとした関係性を求めるタイプが多いので友達感覚でつきあっていくのは難しく、飼い主は安定したリーダーとしてふるまう必要があります。
テリア(3G)
代表犬:ジャックラッセルテリア、ヨークシャーテリア
小柄な犬が多く外見も可愛らしいですが、本来獲物を追いつめてしとめるのが仕事だったため活発で気が強く狩猟本能が非常に強いです。
また声や動くものに強く反応するので、扱いには注意が必要です。
本能が強い犬種ですので、飼い主はきちんとリーダーシップをとりましょう。
トイドッグ(9G)
代表犬:トイプードル、チワワ
人懐こく可愛らしい容姿。豊かな被毛を持つ犬も多いため、こまめな手入れが必要です。
激しい運動はそこまで必要ありませんが、社会化としつけのために毎日の散歩は欠かせません。
フィールドタイプとショータイプ
ラブラドールレトリバーやボーダーコリーなど、特定の犬種の中には作業性を重視したフィールドタイプと、姿形を重視したショータイプという2種類のタイプが存在します。
それぞれどんな特徴があるのかご説明します。
フィールドタイプ
作業能力を重視したタイプです。
胸が浅く足が長いため空気の抵抗を抑えられ、疲れにくく長時間走れる。
足が長いため歩幅が広く、スピードが出しやすい。
このように見た目の美しさを排除し、純粋に作業効率を求めたタイプがフィールドタイプとなります。
ショータイプ
ドッグショーで評価を得るため、容姿の美しさを重視したタイプです。
もともとドッグショーは『作業能力と美しさ』という観点からみてそれぞれの犬種の標準に一番近い犬を表彰していましたが、時代の流れとともに作業能力よりも美しさを重視するようになっています。
近年よく見るほとんどの犬はショータイプです。
フィールドタイプとショータイプ、見た目も違えば性格ももちろん違います。
このタイプで犬を選ぶのも、選びかたのひとつといえるでしょう。
血統
【純血種(ピュアブリード)】
その犬種本来の特徴や目的に合っていて、成犬時の姿も予想しやすいです。
ただし純血種は日本では流行の犬種が乱繁殖される傾向にあるため、ブリーダーは十分に検討する必要があります。
【ハーフ犬(ミックス)】
純血種の違った犬種どうしをかけあわせて作られた犬。
両親の利点や欠点を考慮した交配とは言えないものが多く、仔犬の持つ気質を予測することが難しいです。
また成犬になったときの外見やサイズはおおかた予想できますが、兄弟でもばらつきがありはっきりとした予測は難しいです。
まとめ
今回はちょっと深めな目線から
の3つの概要と選び方をお伝えしました。
犬種ごとの特徴を理解して自分にあうパートナーを見つけるのも、犬を飼う醍醐味の1つです。
この記事が犬と過ごす素敵な生活の参考になれば幸いです。
人間と喜怒哀楽を共にし、暮らしをより良いものにしてくれる犬たち。
彼らの可能性は無限大と言っても言いすぎではなく、いつも驚かされることばかりです。
今回はちょっぴりディープな目線からみた犬種の特徴やタイプをプロのトレーナーがお伝えします。
グループの特徴を知る
犬はさまざまな用途にあわせて品種改良され、犬種によってグループわけされてきました。
そして犬種の目的、形態、用途によって10個のグループに分類されています。
それぞれどんな性格や特徴をもっているのか、身体が大きいグループ順に種ごとの特徴をご説明します。
鳥猟犬種(8G)
代表犬:ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー
鳥を狩る猟のために品種改良されてできた犬種。
ハンターの指示に従うよう作られているので人間には大変従順。
他の大型犬に比べても落ち着きがあり穏やかで、スキンシップを強く求める傾向があります。
また人だけでなく他の犬にも友好的。
ただし運動量はとても多く、十分に体を動かすことが必要不可欠です。
大型犬では人気な犬種のため、悪質なブリーダーが乱繁殖をさせていることも。
よく調べてからお迎えしましょう。
牧羊犬(1G)
代表犬:ボーダーコリー、<>ジャーマンシェパード
スタミナがあり運動神経にも優れ、運動量の多さはトップクラス。
高い知能と強い作業意欲を持つため、十分な運動はもちろんのこと、その知能を活かした仕事を与える必要があります。
また警戒心も強いことから飼い主への執着や物欲が強くなりすぎたり、吠えの問題が起こりやすい傾向があります。
しっかりとした関係性を求めるタイプが多いので友達感覚でつきあっていくのは難しく、飼い主は安定したリーダーとしてふるまう必要があります。
テリア(3G)
代表犬:ジャックラッセルテリア、ヨークシャーテリア
小柄な犬が多く外見も可愛らしいですが、本来獲物を追いつめてしとめるのが仕事だったため活発で気が強く狩猟本能が非常に強いです。
また声や動くものに強く反応するので、扱いには注意が必要です。
本能が強い犬種ですので、飼い主はきちんとリーダーシップをとりましょう。
トイドッグ(9G)
代表犬:トイプードル、チワワ
人懐こく可愛らしい容姿。豊かな被毛を持つ犬も多いため、こまめな手入れが必要です。
激しい運動はそこまで必要ありませんが、社会化としつけのために毎日の散歩は欠かせません。
フィールドタイプとショータイプ
ラブラドールレトリバーやボーダーコリーなど、特定の犬種の中には作業性を重視したフィールドタイプと、姿形を重視したショータイプという2種類のタイプが存在します。
それぞれどんな特徴があるのかご説明します。
フィールドタイプ
作業能力を重視したタイプです。
胸が浅く足が長いため空気の抵抗を抑えられ、疲れにくく長時間走れる。
足が長いため歩幅が広く、スピードが出しやすい。
このように見た目の美しさを排除し、純粋に作業効率を求めたタイプがフィールドタイプとなります。
ショータイプ
ドッグショーで評価を得るため、容姿の美しさを重視したタイプです。
もともとドッグショーは『作業能力と美しさ』という観点からみてそれぞれの犬種の標準に一番近い犬を表彰していましたが、時代の流れとともに作業能力よりも美しさを重視するようになっています。
近年よく見るほとんどの犬はショータイプです。
フィールドタイプとショータイプ、見た目も違えば性格ももちろん違います。
このタイプで犬を選ぶのも、選びかたのひとつといえるでしょう。
血統
【純血種(ピュアブリード)】
その犬種本来の特徴や目的に合っていて、成犬時の姿も予想しやすいです。
ただし純血種は日本では流行の犬種が乱繁殖される傾向にあるため、ブリーダーは十分に検討する必要があります。
【ハーフ犬(ミックス)】
純血種の違った犬種どうしをかけあわせて作られた犬。
両親の利点や欠点を考慮した交配とは言えないものが多く、仔犬の持つ気質を予測することが難しいです。
また成犬になったときの外見やサイズはおおかた予想できますが、兄弟でもばらつきがありはっきりとした予測は難しいです。
まとめ
今回はちょっと深めな目線から
- グループの特徴
- フィールドタイプとショータイプ
- 血統
の3つの概要と選び方をお伝えしました。
犬種ごとの特徴を理解して自分にあうパートナーを見つけるのも、犬を飼う醍醐味の1つです。
この記事が犬と過ごす素敵な生活の参考になれば幸いです。