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犬の誤飲、真っ先にとるべき対処法とは?
- 嘔吐
- 下痢
- よだれ
- 興奮
- 呼吸困難
- 体温低下
- 痙攣
- 運動失調
ペットとして飼われている犬の周りはさまざまなもので溢れており、誤飲誤食の事故が後を絶ちません。
この記事では、愛犬が誤飲誤食してしまった時の対処法についてご紹介します。
そもそも誤飲誤食はどうして起こるのか
犬は食べられるものも食べられないものも、口の中に入れて確かめる習性があります。
視覚や嗅覚を使って判断することもありますが、好奇心が旺盛で、基本的にはまず口に入れてみようとします。
これによって、誤飲、誤食の事故が多く発生するのです。
また、飼い主がいない留守番中や夜に誤飲誤食することも多いです。
その理由はひまつぶしや寂しさ、空腹などさまざま。
中には理由なく誤飲誤食がくせになっている犬もいて、何度も繰り返します。
誤飲誤食に気づいたとき
もし誤食している最中に気づいたとき、やめさせようとあわてて取り上げてはいけません。取られたくない一心で飲み込んでしまうこともあり、かえって危険です。
誤食に気づいたときには代わりのおもちゃやおやつを見せて呼び、そちらに気が逸れた隙に取り上げるようにしましょう。
また中には留守番中に誤飲誤食し、飼い主も気づかずに数ヶ月たってしまうこともあります。具合が悪くなってから病院に行って初めて検査で発見された場合、症状によっては開腹手術が必要になってしまいます。
対処法
誤飲誤食から1時間以内
動物病院に連絡し、獣医師の指示に従いましょう。
中毒性のあるもの、普通の食べ物、食べ物ではない異物など、どんなものであっても食べて1時間以内であれば胃内にとどまっている可能性が高いので、基本的には吐かせることになります。
ただし、中には先のとがったものや喉を傷つけるような刺激物など、吐かせてはいけないものもあります。
そのため、誤飲誤食に気づいたときはすぐに動物病院に連絡し、獣医師の指示に従う必要があります。
自宅で塩水などを使い吐かせる方法はかえって症状を悪化させることもあるため、むやみに行わないようにしましょう。
また、異物が喉の途中でとまって苦しんでいるときは緊急を要します。
口を開け喉のなかを覗いて、とれるようならゆっくり引き出します。場合によってはそのまま押し込む方がいいこともあります。
いずれにしても非常に危険が伴いますので、慎重に対応しなければなりません。
犬が呼吸をしているようなら、最善の対処法を病院に確認してから対処しましょう。
誤飲誤食から1時間以上経過
この場合は異物の消化吸収が始まっているため、吐かせることは難しくなります。
急性の中毒症状を示すようなものを誤飲誤食した場合
個体差はありますが、時間の経過とともに中毒症状が現れることがあります。
上記のような症状がでている場合は、早急に動物病院を受診してください。
点滴や投薬などの処置が必要になります。
明らかな症状が出ていなくても、時間が経って現れてくることもあるため、病院に相談しましょう。
固形の異物
おもちゃや石、おやつ、人間の日用品などを食べてしまった場合、嘔吐や下痢、元気消失、腹部疼痛などの症状が出ることがあります。その場合はすぐ病院を受診してください。
無症状の場合は、注意して経過を観察します。
異物は胃から腸を通り、数日後に便として排泄されるはずです。
異物がすべて便中に排出されたのを確認できれば、その後は回復していくと考えていいでしょう。
ただし異物が便に出るかどうかや排出される時期もそれぞれ経過で異なるため、よく観察してください。
異物自体が粉々になっていたり、原型をとどめていない状態だと、排出されたか確認できないこともあります。
一方、異物が排出されずに、体内に長い期間とどまってしまうこともあります。
判断が難しいときには、食べたもの、量、時間を記録し、経過を獣医師に報告し、指示を受けてください。
誤飲誤食を防ぐために
犬の行動範囲に口に入ってしまうサイズのものを極力置かないようにしてください。使い慣れたおもちゃも出しっぱなしにせずに普段はしまっておいて、遊ぶときだけ出してあげましょう。また留守中や寝ているときの環境にも気を配りましょう。
まとめ
犬の誤飲誤食は飼い主が気を付けることでほとんどの場合防ぐことができます。
普段から意識して犬の生活環境を整えてあげましょう。
ペットとして飼われている犬の周りはさまざまなもので溢れており、誤飲誤食の事故が後を絶ちません。
この記事では、愛犬が誤飲誤食してしまった時の対処法についてご紹介します。
そもそも誤飲誤食はどうして起こるのか
犬は食べられるものも食べられないものも、口の中に入れて確かめる習性があります。
視覚や嗅覚を使って判断することもありますが、好奇心が旺盛で、基本的にはまず口に入れてみようとします。
これによって、誤飲、誤食の事故が多く発生するのです。
また、飼い主がいない留守番中や夜に誤飲誤食することも多いです。
その理由はひまつぶしや寂しさ、空腹などさまざま。
中には理由なく誤飲誤食がくせになっている犬もいて、何度も繰り返します。
誤飲誤食に気づいたとき
もし誤食している最中に気づいたとき、やめさせようとあわてて取り上げてはいけません。取られたくない一心で飲み込んでしまうこともあり、かえって危険です。
誤食に気づいたときには代わりのおもちゃやおやつを見せて呼び、そちらに気が逸れた隙に取り上げるようにしましょう。
また中には留守番中に誤飲誤食し、飼い主も気づかずに数ヶ月たってしまうこともあります。具合が悪くなってから病院に行って初めて検査で発見された場合、症状によっては開腹手術が必要になってしまいます。
対処法
誤飲誤食から1時間以内
動物病院に連絡し、獣医師の指示に従いましょう。
中毒性のあるもの、普通の食べ物、食べ物ではない異物など、どんなものであっても食べて1時間以内であれば胃内にとどまっている可能性が高いので、基本的には吐かせることになります。
ただし、中には先のとがったものや喉を傷つけるような刺激物など、吐かせてはいけないものもあります。
そのため、誤飲誤食に気づいたときはすぐに動物病院に連絡し、獣医師の指示に従う必要があります。
自宅で塩水などを使い吐かせる方法はかえって症状を悪化させることもあるため、むやみに行わないようにしましょう。
また、異物が喉の途中でとまって苦しんでいるときは緊急を要します。
口を開け喉のなかを覗いて、とれるようならゆっくり引き出します。場合によってはそのまま押し込む方がいいこともあります。
いずれにしても非常に危険が伴いますので、慎重に対応しなければなりません。
犬が呼吸をしているようなら、最善の対処法を病院に確認してから対処しましょう。
誤飲誤食から1時間以上経過
この場合は異物の消化吸収が始まっているため、吐かせることは難しくなります。
急性の中毒症状を示すようなものを誤飲誤食した場合
個体差はありますが、時間の経過とともに中毒症状が現れることがあります。
- 嘔吐
- 下痢
- よだれ
- 興奮
- 呼吸困難
- 体温低下
- 痙攣
- 運動失調
上記のような症状がでている場合は、早急に動物病院を受診してください。
点滴や投薬などの処置が必要になります。
明らかな症状が出ていなくても、時間が経って現れてくることもあるため、病院に相談しましょう。
固形の異物
おもちゃや石、おやつ、人間の日用品などを食べてしまった場合、嘔吐や下痢、元気消失、腹部疼痛などの症状が出ることがあります。その場合はすぐ病院を受診してください。
無症状の場合は、注意して経過を観察します。
異物は胃から腸を通り、数日後に便として排泄されるはずです。
異物がすべて便中に排出されたのを確認できれば、その後は回復していくと考えていいでしょう。
ただし異物が便に出るかどうかや排出される時期もそれぞれ経過で異なるため、よく観察してください。
異物自体が粉々になっていたり、原型をとどめていない状態だと、排出されたか確認できないこともあります。
一方、異物が排出されずに、体内に長い期間とどまってしまうこともあります。
判断が難しいときには、食べたもの、量、時間を記録し、経過を獣医師に報告し、指示を受けてください。
誤飲誤食を防ぐために
犬の行動範囲に口に入ってしまうサイズのものを極力置かないようにしてください。使い慣れたおもちゃも出しっぱなしにせずに普段はしまっておいて、遊ぶときだけ出してあげましょう。また留守中や寝ているときの環境にも気を配りましょう。
まとめ
犬の誤飲誤食は飼い主が気を付けることでほとんどの場合防ぐことができます。
普段から意識して犬の生活環境を整えてあげましょう。