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犬種別!正しいブラッシングとシャンプーのやり方
- 十分にブラッシングをして、余分な毛を落としましょう。
- 毛を指ですきながら皮膚までしっかり濡らしましょう。お湯の温度が高すぎると乾燥の原因になるので、少しぬるめの38℃くらいにしましょう。
- 手でシャンプーを泡立てて優しく洗いましょう。指間やお尻周りなども忘れずに。
- 毛だけでなく皮膚までしっかりすすぎましょう。
- しっかりタオルドライし、長毛犬種は軽くドライヤーをかけましょう。ドライヤーは遠目からかけて、皮膚が熱くならないように気をつけましょう。
あなたの愛犬の毛(被毛)はどんな風ですか?
一口で『犬の毛』と言ってもいろいろな種類があります。
またどんな種類でもお手入れは必要なので、自宅でできるようにしておいた方が良いです。
今回はさまざまな犬種の被毛のお手入れ方法についてご紹介します。
被毛の役割
被毛の役割は肌を直射日光や刺激から守ることと、外気温の変化に対応することです。
毛に適度に油を含み水分をはじいて皮膚から熱を奪われないように守っています。
また寒いときは毛を逆立てたり密に生やすことで空気の層を作り、体温の維持を図っています。
犬には換毛期があり、春と秋には多くの犬種で毛が大量に抜けます。
不必要な毛が上手く抜けないと毛周期のバランスが崩れてしまったり、皮膚病の原因になることもあります。
そのためブラッシングやシャンプーなどのお手入れが重要です。
被毛の種類
大きく「毛の長さ」と、「下毛(アンダーコート)が生えているか」により分けられます。
毛の長さ別
長毛種(ロングコート)
ゴールデン・レトリーバー、ヨークシャーテリア、パピヨン、シルキーテリア、マルチーズなど
放っておくとどんどん毛が伸びるため、定期的なカットが必要です。
また毎日のブラッシングなど頻繁にお手入れしてあげなければいけません。
短毛種(ショートコート)
柴犬、コーギー、シベリアンハスキーなど
毛は伸びないのでカットはほとんど必要ありません。
ただし後述のアンダーコートを持つ犬種が多いのでブラッシングは頻繁に必要です。
また、抜け毛が多いです。
超短毛種(スムースコート)
ラブラドールレトリーバー、パグ、ビーグルなど
カットもブラッシングも頻繁には必要ないです。ただし短い毛が散らばりやすいため、
体を拭いたりシャンプーをする必要があります。
カーリーコート
トイ・プードルなど
いわゆる巻き毛。定期的なカットが必要です。
毛玉になりやすく、毎日のブラッシングなど頻繁なお手入れが必要です。
下毛(アンダーコート)が生えているか
アンダーコートは体温調節のために必要な毛で、寒い国原産の犬種で発達しています。
そのため換毛期、特に暑い時期はしっかりブラッシングして余分な毛が抜けるようにしないと、放熱がうまくできなくなることもあります。
ちなみに、柴犬・ダックスフントなどの下毛の生えている犬種をダブルコートと言い、
マルチーズ・ヨークシャテリアなどの下毛の生えていない犬種をシングルコートと言います。
自宅でのお手入れ方法
ブラッシング
犬用のブラシを用意しましょう。スリッカーブラシを使うとアンダーコートも絡めてとってくれます。
毛の流れに沿って、あまり皮膚に強くあたらないようにブラッシングします。
シャンプー
皮膚トラブルがなければ市販のシャンプー剤で構いません。
被毛のカットの必要性について
長毛犬種は定期的な全身のカットが必要です。
見た目のためだけでなく、皮膚や目・口を清潔に保つ意味もあります。
伸び放題の毛だと皮膚が蒸れてトラブルの原因になったり、目に入って傷つけることもあります。
また足裏のパッド間の毛が伸びると滑って足腰を痛める原因になります。
ただ、極端に短くカットすることも肌を刺激から守るという本来の役割を損ねることになりますので、皮膚トラブルなどの治療のために行う以外はあまりお勧めできません。
まとめ
おうちでの被毛のお手入れは愛犬とのよいコミュニケーションになります。またシャンプーは皮膚トラブルになった時、治療の一環として必要になることが多いです。
いざという時におうちでできるよう、トライしてみてください。
あなたの愛犬の毛(被毛)はどんな風ですか?
一口で『犬の毛』と言ってもいろいろな種類があります。
またどんな種類でもお手入れは必要なので、自宅でできるようにしておいた方が良いです。
今回はさまざまな犬種の被毛のお手入れ方法についてご紹介します。
被毛の役割
被毛の役割は肌を直射日光や刺激から守ることと、外気温の変化に対応することです。
毛に適度に油を含み水分をはじいて皮膚から熱を奪われないように守っています。
また寒いときは毛を逆立てたり密に生やすことで空気の層を作り、体温の維持を図っています。
犬には換毛期があり、春と秋には多くの犬種で毛が大量に抜けます。
不必要な毛が上手く抜けないと毛周期のバランスが崩れてしまったり、皮膚病の原因になることもあります。
そのためブラッシングやシャンプーなどのお手入れが重要です。
被毛の種類
大きく「毛の長さ」と、「下毛(アンダーコート)が生えているか」により分けられます。
毛の長さ別
長毛種(ロングコート)
ゴールデン・レトリーバー、ヨークシャーテリア、パピヨン、シルキーテリア、マルチーズなど
放っておくとどんどん毛が伸びるため、定期的なカットが必要です。
また毎日のブラッシングなど頻繁にお手入れしてあげなければいけません。
短毛種(ショートコート)
柴犬、コーギー、シベリアンハスキーなど
毛は伸びないのでカットはほとんど必要ありません。
ただし後述のアンダーコートを持つ犬種が多いのでブラッシングは頻繁に必要です。
また、抜け毛が多いです。
超短毛種(スムースコート)
ラブラドールレトリーバー、パグ、ビーグルなど
カットもブラッシングも頻繁には必要ないです。ただし短い毛が散らばりやすいため、
体を拭いたりシャンプーをする必要があります。
カーリーコート
トイ・プードルなど
いわゆる巻き毛。定期的なカットが必要です。
毛玉になりやすく、毎日のブラッシングなど頻繁なお手入れが必要です。
下毛(アンダーコート)が生えているか
アンダーコートは体温調節のために必要な毛で、寒い国原産の犬種で発達しています。
そのため換毛期、特に暑い時期はしっかりブラッシングして余分な毛が抜けるようにしないと、放熱がうまくできなくなることもあります。
ちなみに、柴犬・ダックスフントなどの下毛の生えている犬種をダブルコートと言い、
マルチーズ・ヨークシャテリアなどの下毛の生えていない犬種をシングルコートと言います。
自宅でのお手入れ方法
ブラッシング
犬用のブラシを用意しましょう。スリッカーブラシを使うとアンダーコートも絡めてとってくれます。
毛の流れに沿って、あまり皮膚に強くあたらないようにブラッシングします。
シャンプー
皮膚トラブルがなければ市販のシャンプー剤で構いません。
- 十分にブラッシングをして、余分な毛を落としましょう。
- 毛を指ですきながら皮膚までしっかり濡らしましょう。お湯の温度が高すぎると乾燥の原因になるので、少しぬるめの38℃くらいにしましょう。
- 手でシャンプーを泡立てて優しく洗いましょう。指間やお尻周りなども忘れずに。
- 毛だけでなく皮膚までしっかりすすぎましょう。
- しっかりタオルドライし、長毛犬種は軽くドライヤーをかけましょう。ドライヤーは遠目からかけて、皮膚が熱くならないように気をつけましょう。
被毛のカットの必要性について
長毛犬種は定期的な全身のカットが必要です。
見た目のためだけでなく、皮膚や目・口を清潔に保つ意味もあります。
伸び放題の毛だと皮膚が蒸れてトラブルの原因になったり、目に入って傷つけることもあります。
また足裏のパッド間の毛が伸びると滑って足腰を痛める原因になります。
ただ、極端に短くカットすることも肌を刺激から守るという本来の役割を損ねることになりますので、皮膚トラブルなどの治療のために行う以外はあまりお勧めできません。
まとめ
おうちでの被毛のお手入れは愛犬とのよいコミュニケーションになります。またシャンプーは皮膚トラブルになった時、治療の一環として必要になることが多いです。
いざという時におうちでできるよう、トライしてみてください。