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愛犬と周りの環境どちらも清潔にする方法
犬自身の消毒が必要な場面
愛犬に消毒が必要な場面は、大きく二つに分けられます。
①傷や皮膚炎ができたとき
傷や皮膚炎を清潔に保つために、多くは動物病院で処方された消毒薬を、コットンを利用して消毒します。
消毒作用のあるシャンプーを使うこともあります。
ただし最近では、消毒はしすぎると、傷の治りを遅くしてしまうことがわかっています。
自宅で消毒を行う際は、獣医師に指導された通りの用法や日数を守るようにしましょう。
また、ご自身で消毒薬を買って使用する際は、濃度に注意してください。
よく使われるヒビテンなどは、使用には希釈が必要です。
どのくらいの濃度に薄めて使うべきか、動物病院で確認してから使うようにしてください。
②ウイルスや細菌に対しての予防
散歩後に被毛や手足を、除菌シートやタオルなどにとった消毒用のアルコール(濃度は70%が目安)で拭きましょう。
ただし、被毛も手足の裏のパッドも、体温調節に大きく関わる器官です。
特にアルコールを使う場合、これらが大量に濡れると、体温が下がってしまうこともあります。
また濡れた被毛や皮膚を放置することは、乾燥などによる皮膚トラブルの原因となることもあります。
この他、消毒薬の過剰な量や頻度の使用は、肌やパッドに刺激となり、かえって正常な皮膚バリアを壊してしまうこともありますので、注意しましょう。
環境に対する消毒
環境に対しては、まず何を目的とした消毒なのかを確認しましょう。
愛犬にノミや寄生虫などがついた場合は、愛犬自身への駆除薬の投与とともに、環境への消毒が必要になります。
しかし、ノミや寄生虫には消毒薬は効果がありません。
徹底した掃除と洗濯、およびバルサンなどの駆虫剤が効果的になります。
ウイルスなどに対しての予防として、食器やおもちゃの消毒をする場合は、消毒用アルコール(濃度は70%以上が目安)や塩素(濃度は0.05%が目安)などが家庭では使いやすいと思います。
消毒をした後は、薬剤が残らないように、最後に水拭きするのが良いでしょう。なお、塩素は濃度や頻度によっては、材質を痛めることがあります。
おもちゃなどに使う場合は、あらかじめ使用の可否を確認するようにしてください。
またアルコールは引火性があるため、火の元に注意して使うようにしてください。
人用に売られている消毒薬は、愛犬にも使える?
市販されている消毒薬で、直接ヒトに使えるものであれば、多くは愛犬にも使用することはできます。
ただし、犬の皮膚は人間の1/6程度と薄く、刺激を受けやすくなっています。
また犬は体を舐める習性もあります。
体の一部を消毒した程度の量の薬剤であれば、舐めても中毒を起こすことはまれですが、、使用する際には舐めないようにする、量や頻度を使い過ぎない、使用の際は正しい濃度の消毒薬を使うなどを注意するようにしましょう。
なお、目や耳の中、口腔内などは、使える消毒薬が限られます。
自宅ではこれらの器官に消毒薬が入らないように、十分注意をしてください。
さいごに
ウイルスへの予防策として、愛犬自身や身の回りのものを消毒することは、良いことです。
ただし、消毒薬の種類や使い方には注意が必要です。
目的に合わせて消毒薬を選ぶようにしましょう。
犬自身の消毒が必要な場面
愛犬に消毒が必要な場面は、大きく二つに分けられます。
①傷や皮膚炎ができたとき
傷や皮膚炎を清潔に保つために、多くは動物病院で処方された消毒薬を、コットンを利用して消毒します。
消毒作用のあるシャンプーを使うこともあります。
ただし最近では、消毒はしすぎると、傷の治りを遅くしてしまうことがわかっています。
自宅で消毒を行う際は、獣医師に指導された通りの用法や日数を守るようにしましょう。
また、ご自身で消毒薬を買って使用する際は、濃度に注意してください。
よく使われるヒビテンなどは、使用には希釈が必要です。
どのくらいの濃度に薄めて使うべきか、動物病院で確認してから使うようにしてください。
②ウイルスや細菌に対しての予防
散歩後に被毛や手足を、除菌シートやタオルなどにとった消毒用のアルコール(濃度は70%が目安)で拭きましょう。
ただし、被毛も手足の裏のパッドも、体温調節に大きく関わる器官です。
特にアルコールを使う場合、これらが大量に濡れると、体温が下がってしまうこともあります。
また濡れた被毛や皮膚を放置することは、乾燥などによる皮膚トラブルの原因となることもあります。
この他、消毒薬の過剰な量や頻度の使用は、肌やパッドに刺激となり、かえって正常な皮膚バリアを壊してしまうこともありますので、注意しましょう。
環境に対する消毒
環境に対しては、まず何を目的とした消毒なのかを確認しましょう。
愛犬にノミや寄生虫などがついた場合は、愛犬自身への駆除薬の投与とともに、環境への消毒が必要になります。
しかし、ノミや寄生虫には消毒薬は効果がありません。
徹底した掃除と洗濯、およびバルサンなどの駆虫剤が効果的になります。
ウイルスなどに対しての予防として、食器やおもちゃの消毒をする場合は、消毒用アルコール(濃度は70%以上が目安)や塩素(濃度は0.05%が目安)などが家庭では使いやすいと思います。
消毒をした後は、薬剤が残らないように、最後に水拭きするのが良いでしょう。なお、塩素は濃度や頻度によっては、材質を痛めることがあります。
おもちゃなどに使う場合は、あらかじめ使用の可否を確認するようにしてください。
またアルコールは引火性があるため、火の元に注意して使うようにしてください。
人用に売られている消毒薬は、愛犬にも使える?
市販されている消毒薬で、直接ヒトに使えるものであれば、多くは愛犬にも使用することはできます。
ただし、犬の皮膚は人間の1/6程度と薄く、刺激を受けやすくなっています。
また犬は体を舐める習性もあります。
体の一部を消毒した程度の量の薬剤であれば、舐めても中毒を起こすことはまれですが、、使用する際には舐めないようにする、量や頻度を使い過ぎない、使用の際は正しい濃度の消毒薬を使うなどを注意するようにしましょう。
なお、目や耳の中、口腔内などは、使える消毒薬が限られます。
自宅ではこれらの器官に消毒薬が入らないように、十分注意をしてください。
さいごに
ウイルスへの予防策として、愛犬自身や身の回りのものを消毒することは、良いことです。
ただし、消毒薬の種類や使い方には注意が必要です。
目的に合わせて消毒薬を選ぶようにしましょう。